夜勤の72時間ルール

≪診療報酬≫
診療報酬とは、保険診療の際に医療行為などの対価として支払われる報酬(病院の収入)のことです。
この診療報酬は、厚生労働省によって詳細に決められています。
2006年に「7対1入院基本料」が導入されてから看護師の不足が深刻になりました。
7対1入院基本料は、診療報酬に関する基準で、患者さん7人対し看護師1人を常時配置すれば、
診療報酬がその分多くもらえるという制度です。

7対1入院基本料の条件を満たしていれば、入院患者1人につき1日1万5600円の算定でき、
入院期間が14日以内であれば1日4500円、15日から30日以内は1日1920円が加算されます。
14日以内の入院患者さんの場合は、1日2万円が入院基本料として病院の収入になります。

7対1入院基本料を満たせば、病院の収入が増えるので、
どの病院も看護師の人数を確保して7対1入院基本料の条件を満たそうとしていいるのが現状です。
≪夜勤72時間ルール≫
7対1入院基本料を満たすに、患者7人対し看護師1人を常時配置する以外にも条件があります。
その条件のひとつに「看護師の月平均夜勤時間は72時間以下」というものがあります。
1か月の夜勤時間を72時間以下にするには、2交代制の場合は1回の夜勤が16時間前後ですので
月4回、3交代制の場合は準夜勤、深夜勤共に1回8時間とすると月9回までです。

7対1の配置を守りつつ、月の夜勤時間を72時間以下に抑えることは、 病院側としては、それだけ多くの看護師の確保が必要となりますので、 病院にとっては、72時間ルールはかなり厳しいルールとなっています。

更に7対1入院基本料を満たしていない病院でもこの72時間ルールは適用となります。
もし守らなければ大幅な診療報酬の減少になってしまいます。

≪72時間ルールの例外≫
夜勤72時間ルールは、全ての病棟に適用されているわけではなく、例外として免除されている病棟もあります。
それは、救命救急センターやICU、NICUなどの集中治療系の病棟や回復期リハビリテーション病棟、
認知症治療病棟などです。
一般病棟は日勤よりも夜勤の看護師の数が少なくても済みますが、集中治療系の病棟などは昼夜問わず、
日勤と同程度の夜勤看護師の数が必要となります。そのため、72時間ルールが免除されています。
≪夜勤専従の場合≫
2006年に診療報酬が改定され、7対1入院基本料が導入された当初は、夜勤専従看護師は、
72時間の2倍(144時間)を上限とすると定められていました。
しかし、2012年の改定で夜勤専従看護師の夜勤時間の上限は撤廃されました。

夜勤専従看護師の夜勤時間上限撤廃を受けて、月に1~2人を夜勤専従者にし、月ごとにローテーションして、
他の看護師の72時間ルールを順守するという病院が増えています。
夜勤専従看護師の求人が増えているのも、この理由があるためと考えられます。

夜勤を負担に感じる看護師にとって72時間ルールは、精神的・身体的負担が軽減され、
看護師を続けていく上でかなりメリットがありますが、夜勤回数を制限されることで、
お給料が減ってしまうデメリットもあります。
>> 夜勤専従看護師のメリット


当サイト人気TOP3の看護師転職サイトをご紹介します。
いずれも業界大手の優良転職サイトばかりです。ぜひ参考にしてください。

                                          

ナース人材バンク

ナースではたらこは

ナースフル

紹介実績No,1!
年間10万人以上が利用
ナース人材バンクで安心の仕事探し
顧客満足度調査(楽天リサーチ)
3年連続でNo,1!
転職成功で最大10万円支給!
リクルートグループ
看護師専門無料サポートサービス!
「優良な非公開求人」が豊富

※ランキングは当サイト独自の基準に基づく評価です。